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こんにちは!ナガノスペースです
いつもブログを見てくれてありがとうございます♪
いきなりですが、みなさんに問題です!
これはなんの植物でしょうか??
冬至のときに食べる、あの緑と橙色がきれいなお野菜です。
そう!正解はかぼちゃです。
本日は、かぼちゃを植えて農地を守る!駒ケ根市中沢吉瀬地区で農地を守ろうと励む、「農地を守る会」のみなさんと一緒に農業体験に参加しました!
外部の方もウェルカムということなので、興味のある方はぜひぜひ参加もご検討ください♪
いざ、農業体験!かぼちゃの植え付け
駒ヶ根市中沢 吉瀬地区
朝9時集合とのことで、吉瀬公民館に着きました。
セミと木々が揺れる音しか聞こえないのどかな場所…見渡す限り一面緑・緑・緑・そして空の青がきれいな場所でした。
おーい、おはよう~!
以前農業体験でお世話になった、りんごのきのした農園の木下さんにご紹介いただき参加しました!
こうして地域のコミュニティに参加できるのはとっても貴重で有り難い経験。木下さんいつもありがとうございます!
ということで、木下さんに案内してもらって畑に来ました!まるで博覧会のようにずらりと並ぶ軽トラ!軽自動車で来るのが肩身が狭いような初めての感覚を覚えました(笑)
ちょうど一仕事終えた後の休憩タイムだったようで、農地を守る会の皆さんとしばし談笑タイム。
みなさんとっても暖かくて自然に受け入れてくれる!
確立されたコミュニティに入るのには勇気がいると思っていたのですが、全くそんなことない!
突然現れた小娘たちに若干驚きつつも、よく来たなぁと温かく受け入れてくれました。
お手伝いに来たという、農事組合法人「北の原」の皆さんもいらっしゃいました!
吉瀬地区は、長野県の南を流れる天竜川東の河岸段丘上にあります。
眼下には駒ケ根の市街地が広がり、さらに西には中央アルプスの「木曽駒ケ岳」「千畳敷カール」「空木岳」「南駒ケ岳」が望める場所。
春には「南吉瀬の枝垂れ桜」といって、推定樹齢100年の桜が美しく南アルプスを背景に咲き誇るそうです。
伊那谷ってこんなに高低差があるんだなぁ…!毎回驚かされます。
農業体験① スタート!
よーし、やるぞ~
リーダーの村上さんの掛け声でみなさん仕事モードオン!一面の畑にどんどんかぼちゃの苗が植えられていきます。ナガノスペースも見よう見まねで植えていきます。
作業していると、時々黒曜石の欠片が見つかります。
約3万年前の旧石器時代から縄文時代、そして弥生時代の中頃まで石器の材料として使われたとのこと。つまりこの土地には太古から人が住んでいたことがわかる!
昔の人もこの壮大な景色を眺めていたのかなぁ
かぼちゃの品種は九重栗。
芽がでてから、実がついてからの日数を計算しながら苗植えの時期や収穫時期を調整していきます。農業ってこんなに数字が飛び交う世界なんだ…!
農地を守る会の皆さんがそれぞれ発芽させた苗を持ち寄って植えます。
「誰かがやれば楽なんだろうけど、後継者を残すためにはみんながわかったほうがいいじゃんね」
農地を守るというのは、今が良ければそれでいいのではなくて、未来に後継者をのこすことも意味しているんだなぁ!
農地ってだれのものなんだろう?
私たちは現在はここに住んでいるけど、黒曜石が出てきたことからもわかるように、過去にはここで暮らしを営んでいた人々がいて、
この土地を所有していた人がいるわけで…
部落や集落が共同で所有する畑という在り方も、永続のために大切なことなんだなぁと感じました
未来に農地をつないでいけるような存在の一員になりたいなぁ!
目印をつける係、苗をポイントに合わせておいていく係、全体を見ながら指示を出す係、苗を軽トラから運ぶ係、丁寧にかぼちゃを植える係…
自然に役割分担が生まれてあっという間に作業が終了しました。
農業体験② 柿の摘果をしたよ
次は、あんぽ柿を作るための柿の木を手入れする作業にやってきました!「あんぽ柿」とは干し柿になる一歩手前のものを言い、
とろける果肉と優しい甘さが魅力のスイーツのような柿の加工品です。
村上さんよりレクチャーを受けて早速作業開始。
みなさん脚立を持参して、ひょひょいと高いところの作業もしています。
ちなみに農地を守る会の平均年齢は約75歳とのこと!?みなさんお若い…
一つの枝に柿の実がつきすぎてはいけないそうで、間引いていきます。
作業の合間は日陰で休憩をしたり、ジュースを飲みながら情報交換タイム。
農業や農作物に関する話題から、最近の病院事情までざっくばらんにおしゃべり。印象に残ったのは、悪口や不平不満を言う人がいないこと!
あたりまえだけどなかなか難しいことだと思います
農業体験 村上農園のワッサー
さて、作業の後は農地を守る会リーダーでもある村上さんの農園にお邪魔しました。りんごのきのした農園の木下さんは村上さんに農業を学んだとのこと!
まず案内していただいたのは、桃の畑!スーパーなどでよく見かける柔らかい果汁溢れる桃とは違い、シャキシャキした「ワッサー」などを育てているとのこと。
ワッサーは、通常の桃より小ぶりで、桃とプルーンの間くらいの大きさです。
果肉は黄色で、実は引き締まっていてサクサクとした歯ごたえ。果実がかためでしっかりとしていますが、噛むと爽やかな甘さの果汁が口のなかでジュワっと広がります。
甘みはあまり強くなく、酸味は少なめ。「かあさんは種をよけてひと口大に切っちゃうなぁ」と村上さん。
時期を変えると、りんご、あんず、くるみ、洋ナシなども採れるそう。こんな広い農園をどうやってていれしているの!?と驚きが隠せませんでした。
農業体験も受け入れているそうで、バイタリティと器の大きさに脱帽です。
リンゴジャムや…
あんずのシロップ漬も!
杏ジュースは甘酸っぱくて味が濃厚!かき氷やバニラアイスのソースにぴったりのおいしさです!例えば、牛乳やソーダ水と割るのもおいしいんじゃないかなぁ♪
桃ジュースは冷やして飲むのがナガノスペースのおすすめ!まるで桃を食べているかのような濃厚さでした…
何も知らない私たちを懇切丁寧に案内してくださった村上さん。ありがとうございました!
村上さんが心を込めて作ったジュースやシロップ漬などは、かっぱふれあいセンターやグリーンファーム、駒ケ根ファームスなどで購入できるそう♪
駒ヶ根市吉瀬地区で農業体験!おわりに
駒ヶ根市中沢吉瀬地区
住所 | 駒ヶ根市中沢吉瀬 |
電話 | 0265-81-7700 (駒ヶ根観光協会) |
今回は、地域の有志で空き地になっていた畑にかぼちゃや柿を育てて農地を守る、駒ケ根市吉瀬地区のみなさんのもとへお邪魔して、農業体験をしました!かぼちゃや柿が収穫できる時期が楽しみです♪
興味のある方はぜひ一緒に農業体験をしてみませんか??
それでは、次回の投稿もお楽しみに♪